なぜ出張での救出作業を行っていないかと言うのには理由があります。
簡単に申し上げますと「カッターとホッチキス」で開腹手術をするような行為だからです。
データ救出作業を行う前には必ずメディアの状態を詳細に把握しなければなりません。 目で見て判断できるものではないのです。
データ救出で一番大事なことは、現在のメディアの状態をいかに正確にいかに手早く調査するかにかかっています。
出張作業でできることは、いきなりメディアに負荷をかけて、その状態で取り出せるものを取り出すだけの荒療治です。 お客様の大事なデータを失う可能性の高い作業ですので、基本的には出張でのデータ救出作業は行っていません。
データ救出作業を行う前にディスクの内部を開封せずに検査出来るのが、このX線非破壊検査装置です。磁気ヘッドの現在位置や異物の有無、スピンドルモーターの焼き付き等を検査可能です。 大きすぎて重いため現地に持って行くことはできません。
ハードディスクをコントロールしているPCB(電子基板)に搭載されている部品も超小型化が進んでおり、半田ごてで作業できる時代では無くなりました。 この装置はPCBや搭載部品の温度をきめ細かく管理しながら交換や修復を行える装置です。 お客様のデータを救出する為の必須アイテムです。
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