メディアの状態によって可能な場合とそうでない場合があります。

大事なデータが入っているパソコンやハードディスク等が故障して、記録されていたデータの読み出しができなくなった場合、 私たちは全ての技術力と設備力を駆使してデータの救出を試みますが１００％のデータを救出できるとは言い切れません。

例えば、1万枚の大事な写真を記録している外付けハードディスクが、ある日突然認識できなくなった場合９,９９９枚の救出に成功しても、残りの1枚が救出不可能な場合もあれば３,０００枚しか救出できない場合もあります。

自社保有しているデータ救出作業に欠かせない最新の設備

お客様の大切なデータをお預かりするお仕事だから、完璧な作業環境を整えています。

1. 

   開封作業に必須のクリーン設備

2. 

   開封前検査が可能なX線検査装置

3. 

   電子基板修復用BGAリワーク装置

救出できないファイルはなぜ発生するのか？

パソコンやハードディスクに記録されているデータは「０」と「１」だけのデジタルデータの組み合わせで表現されています。

故障したメディアを百科事典に見立てると、完全に読めるページもあれば、燃えてしまって読めなくなったページもあるということです。 目次部分だけが壊れている場合もあれば、破れて読めなくなったページがあちこちに発生していたり、どこかに固まって発生していたりします。

そういう部分がお客様の作った写真のデータの位置である時もあれば、 Windowsなどのオペレーティングシステムのファイルの位置である場合もあります。 運良くお客様が作ったデータの位置が燃えていない場合には救出可能で、そうでない場合にはデータは永久に失われます。